粘り強く〝マムシ〟の異名、日本ハム・今成スカウトが急死 大谷、ダルを中学生から追いかけ、獲得に貢献2/2ページ

「大谷が投打両方で行けるというデータは、今成が追いかけ続けて足で稼いできたものだ。あの調査がなければ、二刀流の提案はできなかった」と山田顧問は、今成氏の功績をたたえた。

今オフ、沖縄の春季キャンプを訪れていた今成氏は、精力的に選手たちに声を掛けて回っていたが、「人食いバクテリア」とも呼ばれる感染症で帰京後に緊急入院。山田顧問は「キャンプが終わって、那覇から羽田に帰ってくる飛行機の中でも一緒でね。もちろん元気だったから世間話をしていたが…。あまりに早すぎる」と声を詰まらせた。

日本ハムは3日のヤクルト戦(札幌ドーム)で1―1の引き分け。試合前にチームは黙とうし、新庄剛志監督(50)は「阪神のときから今成さんによく声を掛けてもらっていた。『お前は必ずスターになれる』って。『死んでもスカウトしたい』と言っていた。残念で仕方ないです」と悼んだ。

いつもハット姿でネット裏からグラウンドに鋭い眼光を飛ばしていた名物スカウトの遺産は大きい。 (片岡将)



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