日本の元気 山根一眞

人生データのスーパー整理術(3)書類・印刷物のスキャン保存(3) ボロボロの酸性紙でも傷つけずにデジタル化 A3サイズの画像を自動合成1/3ページ

かほく市のふるさと納税返礼品に追加されたiX1300。束の書類スキャンのほか、少し厚みのある書類の水平スキャンも可能。
かほく市のふるさと納税返礼品に追加されたiX1300。束の書類スキャンのほか、少し厚みのある書類の水平スキャンも可能。

書類整理の基本は、処分したが最後、二度と手に入らない書類(個情報)だけを残すことにある。その書類スキャンのためのツールがPFU社の「ScanSnap(スキャンスナップ)」だ。A4フラッグシップモデルの「iX1600」(5万6100円)からエントリーモデルで最新機の「iX1300」(3万7400円)まで数機種が発売されている。高価格機ほどスキャンが速いが、普及機でもそれなりに速いので、予算に合わせて選べばよい。

石川県かほく市は昨年から、ふるさと納税の返礼品としてScanSnapを提供しているので、それで得る手もある(15万2000~10万9000円の寄付額によって返礼のモデルは異なる)。返礼品は各自治体が特産品ブランドを提供するが、かほく市はPFUの創業地で本社・工場があるためScanSnapを選んだという。なかなかいい話だ。

ScanSnapの未使用時はデスク隅に格納。その楽な移動のため裏面に100円ショップで買った小型車輪をつけた(写真はいずれも山根一眞撮影)
ScanSnapの未使用時はデスク隅に格納。その楽な移動のため裏面に100円ショップで買った小型車輪をつけた(写真はいずれも山根一眞撮影)

■古い劣化書類は〝赤信号〟

書類をスキャンしてデジタル化する理由は、書類はかさばり置き場所がなく重いこと、そして未整理状態では必要な時に必要な書類を探し出せないからだ。また、私たちが長年使ってきた洋紙は保存性が悪いこともある。

洋紙は化学薬品で処理し製造するのでpH値が小さい(酸性度が高い)。これは「酸性紙」と呼ばれ1980年代から大きな問題となった。私は、国立国会図書館の修理・修復業務部門で、100年、200年前の洋書が手を触れるだけでぼろぼろと崩れ落ちるさまを見せてもらったことがある。

太平洋戦争末期、敵機を爆音で早期識別する訓練用レコードの解説書。紙の劣化が進んでいるためバラし、A3キャリアシートでスキャンした

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