「ピース!」IPC会長の叫びも中国で通訳中断の不穏 北京パラ開幕 ロシア、ベラルーシ除外めぐり選手村で「一触即発のムード」1/2ページ

北京冬季パラリンピックの開会式で、入場行進するウクライナ選手団。拳を突き上げる人もいた=4日、北京(共同)
北京冬季パラリンピックの開会式で、入場行進するウクライナ選手団。拳を突き上げる人もいた=4日、北京(共同)

北京冬季パラリンピックの開会式が4日、北京市の「国家スタジアム」で行われた。ウクライナを侵攻したロシアと、支援したベラルーシを排除する異例の形で始まった障害者スポーツの祭典だが、開催国の中国にとって居心地の悪い場面もあった。

選手入場で日本は全体の2番目に登場、ノルディックスキー距離男子の川除大輝が旗手を務めた。ウクライナは4番目に登場。左のこぶしを突き上げる選手もいた。

国際パラリンピック委員会(IPC)のパーソンズ会長は演説で「五輪・パラリンピック期間中の休戦は国連決議として加盟国の総意で採択された。それは尊重し守られるべきだ」とし、「ピース(平和を)!」と叫んで締めくくった。

中国国営中央テレビの中継で、パーソンズ会長の一連の発言は中国語に翻訳されず、通訳が一時的に無言となった。ロシアとの友好関係を重視する習近平政権に不都合な内容と判断され、意図的に中断したとみられる。

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