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昨年放送されたテレビドラマを対象に、優れた脚本家を顕彰する第10回「市川森一脚本賞」は、NHK連続ドラマ「きれいのくに」の加藤拓也さん(28)に決まったとこのほど、主催財団が発表した。賞金は100万円。授賞式は26日、東京・千代田放送会館で。
同作は、大人のほとんどが「同じ顔」をした不条理な世界で、見た目にコンプレックスを抱えた高校生の青春などを描くSFドラマ。「夢や異空間にはせる独特な想像力で物語を紡いだ」などと評価された。
加藤さんは記者会見で、大人が整形するのが当たり前という社会を舞台にすることで「皆が流行に乗って同じ方向を向くことでマイノリティーが生まれる、と伝えたかった。今後も好きなものを好きなように書いていきたい」と語った。