JAPANESE ROCK ANATOMY解剖学

PANTA「ロックファンにも『エピタフ』の伝説を残している」 ミッキー「洋楽ポップスの架け橋になったザ・ピーナッツ」1/2ページ

双子のザ・ピーナッツが60年代、世界のポップスを素晴らしいハーモニーで伝えた
双子のザ・ピーナッツが60年代、世界のポップスを素晴らしいハーモニーで伝えた

PANTA 『ザ・ヒットパレード』(フジテレビ系)でレギュラーになって、『シャボン玉ホリデー』(日本テレビ系)ではMCを務めたのが双子のザ・ピーナッツ。渡辺プロダクションの所属第1号で、海外も視野に入れながら、渡辺晋さんが育成に心血を注いだ。ウエスタンカーニバルの成功によって金銭的な余裕ができて、いよいよプロダクション経営が軌道に乗ったということでもあったんだろう。

MICKIE 洋楽ポップスの架け橋になって、スタンダードを多く広めてくれた。1959年にリリースされたデビュー曲の「可愛い花」、2枚目の「キサス・キサス・キサス」、3枚目の「情熱の花」いずれもカバーで、モダンなポップスアレンジが施されていた。

 同年の『第10回NHK紅白歌合戦』に初出場したり、人気を決定づけた「情熱の花」は、ベートーヴェンの「エリーゼのために」がベースになっていることでも有名だね。当時、カテリーナ・ヴァレンテがヨーロッパでヒットさせていたものをカバーしたんだ。ちなみにザ・ピーナッツの海外進出第1弾は、63年にウィーンで収録されたテレビの『カテリーナ・ヴァレンテ・ショー』。

 のちにはアメリカで『エド・サリヴァン・ショー』に出てしまうんだからすごいよね。66年、「恋人よ我に帰れ」(LOVER,COMEBACK TO ME)で見事な歌唱を披露している。『ダニー・ケイ・ショー』にも出演した。

 ザ・ピーナッツは単なるポップス・歌謡曲デュオではなくてね。実はロックファンのなかでも伝説を残していてね。

 72年にリリースされたライブ盤『ザ・ピーナッツ・オン・ステージ』には、とんでもないロックチューンが収録されているよね。

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