/cloudfront-ap-northeast-1.images.arcpublishing.com/sankei/5DS56G56OJPURD5IDGORDUFFZU.jpg)
スピードスケートの世界選手権最終日は6日、ノルウェーのハーマルで4種目総合を争うオールラウンド部門が行われ、女子の高木美帆(27)=写真=日体大職=は2位だった。2018年以来2度目の優勝には手が届かなかった。
3種目目の1500メートルは1分55秒03の1位で、5日の500メートル、3000メートルと合わせて総合首位を守ったが、最後の5000メートルで北京五輪の金メダリスト、イレーネ・スハウテン(オランダ)に逆転を許した。高木は自己ベストを出したが、スハウテンに9秒以上の大差をつけられた。
前日の500メートルは1位だったものの、38秒31は物足りないタイム。「一番(リードを)稼ぎにいかないといけないところだった」。最終日の1500メートルを終えて、通算でスハウテンに6秒08差をつけたていたが十分ではなかった。
北京五輪から2週間で疲労がうかがえた。それでも「できる滑りはやり切れた。自分の中では戦い切った」と振り返った。