J1川崎の不安〝4億円助っ人〟機能せず 成績だけを見れば上々のスタートも…ヒヤヒヤの連続1/1ページ

攻め込むチャナティップ、左はFC東京・松木=等々力
攻め込むチャナティップ、左はFC東京・松木=等々力

J1リーグ3連覇を目指す川崎は、開幕5試合を3勝1分1敗で2位。成績だけをみれば上々のスタートを切ったが、ヒヤヒヤの連続でこれまでのような圧倒的な強さが感じられない。

最大の原因は、昨季8月にベルギーへ移籍したMF三笘薫(24)=サンジロワーズ=の〝後釜〟として、J1札幌から約4億6500万円の移籍金で完全移籍したタイ代表MFチャナティップ(28)が機能していないことだ。

川崎・鬼木達監督(47)はG大阪戦(6日)の試合後に「自分の責任もある。最後まで怖い攻めができたのか? しっかり考えないといけない」と厳しい表情。相手GKのミスでロスタイムになんとか2―2のドローに持ち込んだが、パスの出どころにプレスをかけられ、完全に負け試合だった。

チャナティップは「タイのメッシ」の異名で、タイ代表はもちろん、5季在籍した札幌でも、1トップ2シャドーの司令塔として君臨。川崎では3トップの一角として期待されているものの、今のところ昨年までのような輝きはない。

そもそも三笘が抜けた補強の第一候補は、G大阪のFW宇佐美貴史(29)だった。条件面も提示し、あと一歩で合意だったが、最終的に本人に固辞されている。

川崎とチャナティップとの契約期間は3年。その起用法がハマらないと高すぎる買い物になる怪しい雲行きだ。 (編集委員・久保武司)

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