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新庄剛志監督(50)率いる日本ハムは8日、ロッテとのオープン戦(鎌ケ谷)の8回に4点差を追いつき執念のドロー。2軍本拠地でのBIGBOSSお披露目試合を何とか形にしたことで関係者も一安心だ。
BIGBOSSの関東初見参に、平日のデーゲームにもかかわらず、コロナ禍で入場者を制限して販売された2180枚のチケットは完売。北総線の大町駅から、臨時ルートでのバスも運行されるなど、久々の盛り上がりをみせた。
采配が見事に的中し、負けを逃れた新庄監督は「またまた今日も面白かったね。あれ以上の結果はないでしょ!」とご満悦。この日もBOSS組(2軍)から若手を呼び、公式戦開幕に向けて試行錯誤しながらの采配は続くが「思い通りにいっている。もっといったろうかな。もっといいことあるだろう」とどこまでもポジティブだった。
2軍の本拠地の鎌ケ谷のオープン戦は8、9日の2試合だけだが、強烈なBIGBOSS効果は確実に波及している。昨季と比べて2軍限定スポンサーも増加。球団はこの試合にスポンサー企業の社長らを招待していた。ファーム関係者は「満員の球場で新庄監督を生で見ていただくのが何よりの恩返しになる。何とか格好がついてよかった」と胸をなでおろす。