
文化庁は、地域に根付く食文化を「100年フード」と名付けてPRする新制度で、きりたんぽ(秋田県)カツオのたたき(高知県)など131件を認定した。
江戸時代以前から伝わる「伝統」部門はきりたんぽなど80件で球磨焼酎(熊本県)も選ばれた。明治・大正から続く「近代」はジンギスカン(北海道)や明石焼(兵庫県)など23件、昭和以降に生まれ今後100年の継承を目指す「未来」は富士宮やきそば(静岡県)など28件だった。
食に関する情報発信に取り組む博物館や道の駅など「食文化ミュージアム」には栃木県栃木市の「岩下の新生姜ミュージアム」や、捕鯨で知られる和歌山県太地町の「道の駅 たいじ」など70件が認定された。