前週の女子ゴルフ開幕戦、ダイキンオーキッドレディス(沖縄・琉球GC)で西郷真央(20)が初優勝した。昨季は7度の2位など21試合でトップ10入り。いつ優勝してもおかしくなかったが、ついに頂点に立った。師匠である〝ジャンボ〟尾崎将司プロはこう祝福コメントを送った。
「ゴルフに対する考え方や取り組みが優等生でプロの中でも、そのゴルフ頭脳はトップではないかと思う」
ジャンボさんが称賛したのは、西郷の練習に対する姿勢だった。開幕戦の直前、千葉にあるジャンボ邸に足を運んだ西郷は「1週間、ずっと素振りをやっていた。その効果が出たかな…」。
以前から、ジャンボさんは素振りなど基礎練習の重要性を説いていた。
「素振りは大事なんだよね。今の子たちは早くうまくなりたいから、どうしても球を打つことを優先しちゃう。素振りをすれば、本当の意味で体に力がつくんだよ」