ロシア〝狂気の暴走〟「歴史は繰り返されている」 旧ソ連から北海道守り抜いた樋口季一郎陸軍中将の孫・隆一氏激白「プーチン氏はスターリンになりたい」1/3ページ

占守島の戦車隊を視察する樋口季一郎中将(樋口隆一氏提供)
占守島の戦車隊を視察する樋口季一郎中将(樋口隆一氏提供)

ウクライナに侵攻したロシア軍は、民間人への無差別攻撃や、原子力発電所に砲撃するなど〝狂気の暴走〟を続けている。国際秩序を無視した凶行は、第二次世界大戦末期、日ソ中立条約を一方的に破棄し、北海道占領をもくろんで南樺太・千島列島などに侵攻してきた旧ソ連と重なるものがある。北の大地は、樋口季一郎陸軍中将の指揮で、日本陸軍第5方面軍(司令部・札幌)が必死に抗戦して死守した。樋口中将の孫である樋口隆一明治学院大名誉教授は、現在のロシアに何を思うのか。

樋口隆一氏
樋口隆一氏

「旧ソ連の侵攻も、ウラジーミル・プーチン大統領が語った侵攻理由も、国際社会はとても受け入れられない。歴史は繰り返されている」

樋口氏はこう語った。

祖父の樋口中将は、北海道を守り抜いただけでなく、ナチス・ドイツの迫害から逃れてきた2万人ものユダヤ人を救った。樋口氏は2020年、祖父が書き留めていた記録をもとに『陸軍中将樋口季一郎の遺訓』(勉誠出版)として出版した。

その祖父から、ロシア(ソ連)という国の本質を何度も聞かされたという。

「祖父はよく、『ロシア人は一人ひとりはいいヤツだが、国家としてはどうしようもない。聞く耳を持たない。まったく信用できない』と話していた。ソ連に苦しめられたからこその言葉だろう」

zakスペシャル

ランキング

  1. 数万件のウイグル内部資料が流出 習主席が収容施設の建設を指示、共産党幹部による「逃げる者は射殺せよ」と命じた記録も

  2. 消えたはずの「日の丸」が映画本編で復活 27日公開「トップガン」続編 予告編ではトム・クルーズのジャケットが別マークに修正も

  3. 【日本の解き方】中国が失う〝成長のエンジン〟 民主主義国と切り離し進み…日本でのインフラ投資困難に

  4. クアッドに対抗策あるのか 中露の爆撃機計6機、日本海・東シナ海・太平洋を共同飛行 「国民レベルの意識改革が必要」識者

  5. 取り戻した4300万円、凄腕町側弁護士の裏技 捜査の手が及ばないよう〝手切れ金〟として全額返金された可能性も 誤送金問題

  6. 田口容疑者「自己破産」でも免責なしか 4630万円誤送金問題 「毎月5万円ずつとしても70年以上」「実刑3年も」若狭弁護士

  7. SNSに「大麻」の影 誤送金4630万円詐取の田口容疑者 投稿に「マンチ」など隠語が点在 周辺から「まじめ」と語られるも

  8. 【歌姫伝説 中森明菜の軌跡と奇跡】「AL―MAUJ」誕生の真実 シングル化が遅れ…佐藤さんのアルバムに 「『難破船』に続いてまたカバー曲か」は正直心外

  9. 水卜麻美アナ「フリー転身」の噂が再び日テレ社内で浮上 背景に久野静香アナの退社か

  10. トム・クルーズが魅せた〝神対応〟ぶり 映画「トップガン マーヴェリック」のジャパンプレミア