W杯64試合の配信権を獲得したインターネットTV「ABEMA」(abema TV)。近日中にも正式発表される。同社の親会社「サイバーエージェント」(藤田晋社長)のスマートフォン向けゲームアプリ「ウマ娘プリティーダービー」が爆発的な人気となり、高騰するW杯配信権の獲得が実現した。ウマ娘さまさまだった。
サイバーエージェント(藤田晋社長)が2021年度決算(20年10月~21年9月)で、過去最高売り上げ(6664億円)と営業利益(1043億円)を達成。同社の「Cygames(サイゲームス)」が配信した「ウマ娘プリティーダービー」が約7カ月で1000万ダウンロードを記録する大ヒットで、巨額な配信権料を払うことが可能となった。
ウマ娘プリティダービーは、2021年2月からアプリを配信開始。18年4月にテレビアニメ1期、21年1月に2期も放送され、コミックも発売されている。
シンボリルドルフ、オグリキャップ、メジロマックイーン、ナリタブライアン、フジキセキ、スペシャルウィーク、キタサンブラックといった名馬をモチーフとした女性〝ウマ娘〟を育成するゲーム。テレビアニメは名馬の実話をベースにしたストーリーを織り交ぜ、ウマ娘が竸う内容となっている。