インシデントレスポンスとは、コンピューターやネットワーク等の資源および環境の不正使用、サービス妨害行為、データの破壊、意図しない情報の開示等、ならびにそれらへ至るための行為(事象)等への対応です。
直近では、経済産業省が民間企業にサイバー攻撃の警戒を呼び掛けたほか、トヨタ自動車系列の部品企業へのサイバー攻撃の発生から、マザーズ銘柄を中心にサイバーセキュリティー関連株が人気化した地合いにも乗る存在です。
会社側の今6月期業績予想は、売上高50億円(前期比15・1%増)、営業利益4億円(同89・9%増)、経常利益3億8600万円(同95・5%増)、当期利益2億6800万円(同2・2倍)と高い変化率を持ちます。
第2四半期(7―12月)の期間中、マイクロソフトの総合的なエンドポイントセキュリティーソリューションに24時間365日体制で不正アクセス等を監視するサービスの提供を開始。情報漏えいIT対策サービス分野でも、ランサムウエアの被害拡大を背景に、情報漏えい事故調査を取り扱う緊急対応サービスの需要が大幅に増加し、1年以上の契約期間に基づく継続取引の増加が業績に寄与しました。
ブロードバンドセキュリティは、ジャスダック銘柄のためにサイバーセキュリティー関連としては、相場的に出遅れた側面があります。株価は今年1月に上場来安値1000円を付けた後の戻りを試す可能性があります。