
■米女子ゴルフ「ホンダLPGA」第1日(10日、タイ・サイアムCC=6576ヤード、パー72)
米ツアー本格参戦2戦目の渋野日向子(23)が、本来のゴルフを取り戻した。
5バーディー、ノーボギーの67で回り、5アンダーの17位タイと上々のスタート。「ずっとチャンスにつくことが多かったので『5アンダーが出るよな』というゴルフができていた。要所要所で危ない場面もありましたが、なんとか乗り切って、ノーボギーで回れたのはすごくうれしかった」と、しぶこスマイルが弾けた。
米本格デビュー戦となった前週のシンガポールでは、初日76と大きく出遅れ47位に終わったが、4日間で最後の9ホールで4バーディー、ノーボギーで回り復調。「最終日の後半にいいプレーができていたので、それが続いている感触はある。アイアンショットは特によかった。これだけチャンスにつけることができると自信になります」と今週も勢いを持続した。
畑岡奈紗(23)ら3人が9アンダーで首位タイ発進。畑岡は9バーディー、ノーボギーの63と爆発し「きょうはすごく目の前のショットに集中してできてよかった」とバーディーラッシュをみせた。
フェアウエーキープ率、パーオン率ともに100%。「ドライバーはヒールに当たって、思ったよりも距離が出ていないところもあったけど、まずはフェアウエーに置くことが大事。そこができた」と完ぺきなゴルフを振り返った。