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3月4日プレオープンした「釜玉中華そば ナポレオン軒」(都立大学)。元・TETSU店主で現・伊蔵八店主の小宮一哲さんが仕掛ける新ブランド新業態。うどんで『釜玉』は知られていますが、ラーメンではあまりみかけません。「風雲児」(新宿)の「かまたまーめん」くらいしか食べたことがないかも。いずれにしても釜玉うどんのラーメン版と考えていいでしょうけど、そこは小宮さんなのでいろいろ工夫があるわけです。
まず、最低価格メニューは釜玉中華そば(小)で490円。駅近ですし、小腹が空いたときにワンコインで軽く食べられる値段と量。まずはこのあたりが素晴らしい。私が頼んだのは釜玉中華そば(並)のリッチ(チャーシューメンマ入り)790円。そこに「おいなりさん」220円と面白そうなネーミングのトッピングメニュー「玉袋」200円。卓上調味料が豊富で、しいたけ酢、柚七味、チーズ、にんにく、かつお節粉、しょうが、ブラックペッパー、すりごまなど、釜玉=汁なしなので途中でいろいろ加えて味変が楽しそう。私はそのままでも結構おいしくてガツガツ食べてしまったので、しいたけ酢のみ試しましたが実に合いましたねぇ。
汁多めの汁なしというか、汁少なめのラーメンというか、油そばなどよりは十分に汁有りでした。これが実にウマイ味付け、そして絶妙なバランス。一口食べて、おっ、うまい、と声に出てしまったほど(笑)。