列島エイリアンズ

中国系裏風俗編(2) 福建省出身、人気女優似の美女が出てきた ベニヤ板越しに聞こえる男女の息遣い2/2ページ

L君は、人気女優似の女性の素性についても取材をしてきてくれた。それによると、彼女は福建省出身の25歳。アニメ好きだという彼女は、幼いころから憧れていた日本に、2019年の秋にやってきた。当初は、日本語学校の学生をしながら、学費と生活費を稼ぐために中国人専用のキャバクラでアルバイトをしていたらしい。

しかし、バイト先が、コロナで閉店。収入が途絶えて焦っていたところ、微信(ウィーチャット)の在日中国人コミュニティーで知り合った女性に紹介されたのがこの店だったというわけだ。

彼女によれば、この店では、総勢40~50人ほどの女性が働いており、その多くが学生とのこと。ただ、筆者が用意した「この店で働いてどのくらいの収入を得ているのか」という質問は、はぐらかされたという。

ちなみにL君によると、この店のサービスの内容は「本番」だったそうである。

1都3県に住む外国人は120万人とも言われ、東京は文字通りの多民族都市だ。ところが、多文化共生が進むロンドンやニューヨークと比べると、東京在住外国人たちはそれぞれ出身地別のコミュニティーのなかで生活していることが多い。中韓はもとより、ベトナム、ネパール、クルド系など無数の「異邦」が形成されているイメージだ。その境界をまたぎ歩き、東京に散在する異邦を垣間見ていく。境界の向こうでは、われわれもまたエイリアン(異邦人)という意味を込めて。

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