米財務省は11日、北朝鮮の弾道ミサイルや大量破壊兵器の開発を支援したとして、ロシア国籍の男2人とロシア企業3社を米独自の制裁対象に追加したと発表した。ネルソン財務次官は北朝鮮による相次ぐ弾道ミサイル発射について「国際法に違反し、世界の安全に重大な脅威をもたらしている」と批判した。
米政府高官は10日、北朝鮮が現地時間2月27日と3月5日に発射した弾道ミサイルについて、開発中の大陸間弾道ミサイル(ICBM)システムに関連するものだったとの分析を発表し、今後さらなる追加制裁を科すと明らかにしていた。 (共同)