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ロシア軍の軍事侵攻に対するウクライナ軍と市民の抵抗が続くなか、ウラジーミル・プーチン大統領の精神状態に注目が集まっている。彼は「正気を失って」戦争を始めたのか。そんな主張は、むしろ「専門家の責任逃れ」のように聞こえる。
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かねて親交のあるフランスのエマニュエル・マクロン大統領は2月7日、クレムリンでプーチン氏と会談した後、「彼は3年前とは別人になってしまった。頑固で孤立している」と側近に語った、と報じられた。
「極度に緊張し、病気の噂もある」とか、「精神的に不安定さを増している」といった報道もある。
侵攻が始まる前、日本の専門家の間では「プーチン氏は合理的に考えるので、侵攻の暴挙に出るとは考えにくい」という見方が多かったらしい。
そんな人たちからも、「プーチンは人が変わった」という見方が盛んに発信されている。
米ニューヨーク・タイムズ電子版は3月5日付で、「米情報機関がプーチン氏の精神状態の分析を急いでいる」と報じた。