実況・小野塚康之 時代を越える名調子

1年生史上最強打者は「清原和博」 1人だけ別世界の数字 驚異の26試合13本、3年夏は6割超え1/3ページ

高校通算60号となる2ラン本塁打を放つPL学園・清原和博内野手 =1985年8月20日、甲子園球場
高校通算60号となる2ラン本塁打を放つPL学園・清原和博内野手 =1985年8月20日、甲子園球場

■PLで1年生4番

18日に開幕する甲子園、今年の主役は1年生、高校で既に50本のホームランを放っている花巻東の佐々木麟太郎をはじめ強豪の主軸に座る強打者が多い。のびのびとプレーする1年生の活躍はフレッシュでチームに勢いをつける。そして3年生の夏までどんな成長を見せてくれるのかと期待が膨らむ。そんな情景をイメージすると最高の1年生スラッガーとして思い浮かぶのがPL学園の清原和博だ。彼の残した数字は今でも見ているだけでワクワクする。

清原を初めて見たとき、「背が高いなあ」そして「体が強そうだなあ」と思った。イメージがダブるのが広島東洋カープの入団間もない頃の山本浩二さんだった。

1年生の夏は池田(徳島)や中京(愛知)が注目され、PL学園は優勝候補というほどではなかったが、名門で4番に座る1年生ということで特に地元・関西のファンを中心に評判になっていた。

甲子園デビューは下痢による体調不良のなかで迎え、初ヒットはようやく3回戦の東海大一(静岡)戦、しかも止めたバットに当たってライト前に落ちたものだった。1回戦、2回戦で7打数0安打だったのが大会を終えてみれば、3割を超えているのだから体調、精神面、技術とすべてを立て直してしまう1年生は、並みではない。

ホームランも最初に打ったのは決勝戦だ。甲子園デビュー大会の最後で決められるあたりがスーパースターなのだろう。3対0とロースコアの決勝戦では本塁打は狙わないので飛距離は16歳のこの頃からずば抜けていたのだ。

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