ウクライナ侵攻支持の象徴〝Z〟マーク、日本で社名や商標による風評被害の可能性は? 露では軍車両からベビーカーにまで…SNS上で拡散2/2ページ

Zはロシアやウクライナで使われる「キリル文字」ではなく、意味するところは確認されていない。ロシア語で「勝利のために」を意味する「Za pobedu」や、西を指す「Zapad」との説のほか、ウクライナのゼレンスキー大統領の頭文字ではないか、との見方もある。ロシア軍が複数の部隊を識別するための目印だったとも考えられている。

英BBCは専門家の話として、シンプルさや威圧的であることなどがシンボルになっていると解説した。

日本国内でも「Z」を社名や商品名に用いる企業は自動車やエンタメ、教育業界など多数ある。夕刊フジの取材に、多くが無回答もしくは「回答を控える」とした。ある企業の広報担当者は「政治的な発信になりかねないためにコメントは控えたいが、状況は注視している」と明かす。

総合PR会社ベクトルグループ傘下のブランドコントロール代表取締役で、企業の風評被害に詳しい井原正隆氏は「新型コロナでは名称が似たメーカーなどが風評被害に遭ったが、『Z』は多くの場面で使われるアルファベットのため戦争支持のイメージとして定着するとは考えにくい。既存の社名や商品名が変更を迫られることはないだろう」との見方を示した。

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