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初日のコラムの話題は競輪場に遊びに行ったことでしたが、そのとき久しぶりに競輪場で遊ぶ面白さを改めて実感したわけですよ。競輪などの公営競技に限らず、落語や音楽コンサートに映画や野球、なんでもそうですが、現地で観戦するのが一番楽しい。
ただ、公営競技の観戦には独特の怖さがある。
熱中し過ぎて賭けすぎたり、売店や屋台で食べ過ぎたり、いろいろありますが、一番怖いのはマークシートに記入している横で、ボサボサの白髪で作業服を羽織り、週末の居場所は「どこかの場外だ!」というような、いかにもなおじいさんが、「次は〔2〕-〔1〕」とつぶやくと、もうダメ。
どんなに自分の予想に自信があってもそっちの方が正しく思えちゃう。そして、それを買って外すという。だから、競輪場には魔物がいるんだと思っていますよ。
予想は四日市ナイター2日目S級準決勝10Rでいきましょう。志智が初日特選を制した勢いで、まくり追い込む〔7〕―〔1〕↔〔2〕〔3〕〔6〕!
四日市にも魔物は潜むか⁉(五代目圓楽一門会二ツ目)
■三遊亭栄豊満(さんゆうてい・えいとまん)1991年3月5日生まれ。愛知県半田市出身。落語家。2015年に三遊亭栄楽に入門。18年に二ツ目昇進。趣味はマンガ・アニメ・ゲーム。現在はただのオタクだが高校時代、自転車部に所属しており競輪を賭け事ではなく競技としてやっていた。