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米大リーグは14日(日本時間15日)、労使交渉によるロックアウトで約1カ月遅れでキャンプを開始した。エンゼルスの大谷翔平(27)は、アリゾナ州テンピでメジャー5年目のキャンプイン。フリー打撃では持ち味の中堅方向への柵越えを放ち、相変わらずのパワーを見せつけた。
最初は投手組に入って約30メートルのキャッチボールなどを行った後、野手組に入ってフリー打撃では柵越えを8本。キャンプ日程がずれこんだ影響を感じさせず、いつもの笑顔で久しぶりのキャンプ地を満喫するように体を動かした。
キャンプ地には、2年ぶりにファンも入場。大谷のジャージーを着たファンが声援を送った。
昨年は投打の二刀流でフルシーズンを走り抜け、投手で9勝2敗、打者で打率・257、46本塁打、100打点、26盗塁。MVPに輝き、今季は史上初の2年連続MVPの期待もかかる。
今季もマドン監督は、昨年同様の起用で大谷を投打の柱に据えることを明言しており、開幕投手も有力。ナ・リーグもDH制が採用されることになり、打席が増加することから、昨季取り逃した本塁打王にも手が届く。
エンゼルスのオープン戦初戦は18日(同19日)のアスレチックス戦。シーズンは4月7日(同8日)に開幕する。