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0・003秒で復旧 サイバーセキュリティ〝最後の砦〟 デジタル・インフォメーション・テクノロジー 市川聡社長2/5ページ

サービス止めずに対応

――組み込みシステムの開発も

「完成車メーカーの自動運転研究部隊をサポートしたり、大手の車載機器メーカーから支援の依頼をいただいています。市場が小さい時期を含めて20年以上、自動車関連を手掛けていて、車に必要な開発の要素を熟知しているのも強みです」

2017年の東証1部上場時(左から3人目)。中央が父で創業者の憲和氏
2017年の東証1部上場時(左から3人目)。中央が父で創業者の憲和氏

――自社商品にも力を入れていますね

「創業者の父は1990年代から市場を先読みして、自分たちにしかできない製品やサービスを作っていこうと試行してきました。その中でサイバーセキュリティーの『WebARGUS(ウェブアルゴス)』と業務効率化の『xoBlos(ゾブロス)』が収益に貢献しています」

――「ウェブアルゴス」の特徴は

「ウェブサイトの改竄に対応する製品です。攻撃側は手を替え品を替えてくるので、われわれは守るのではなく、少しでも変わったら、瞬時に正しい状態に戻すようにしました」

――0・1秒で復旧するとか

「実測値でいうと0・003秒です。何度攻撃されてもすぐ元に戻し、その間に何が起こっているのかを突き詰めて遮断する仕組みで、サービスを止めずに対応できるという利点があります。われわれのような〝最後の砦(とりで)〟も必要だということで金融機関を中心に導入が進んでいますが、EC(電子商取引)でも拡大していく可能性は十分あると思います」

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