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「第6回ウィナーズカップ」(GⅡ)は栃木県宇都宮市の宇都宮競輪場で18日に開幕する。豪華メンバーの競演、温かい春の連休開催、都心からのアクセスもいい宇都宮だけに来場者も多そうだが2500人で入場制限がかかるのでできるだけお早目の来場を。初日(18日)は一次予選9個レース+初日特別選抜予選3個レースで争われる。ウィナーズカップはその名称どおり、車券に貢献した1着回数の多い選手が選考される。ヤンググランプリ出走選手も選ばれるため、通常のビッグレースとは異なり、フレッシュなメンバー構成となっている。一次予選で人気の集めるのが119期から唯一、選抜された今回がビッグ初参戦となる吉田有希(茨城)だ。
SS吉田拓矢(茨城・12R出走)の弟ということで最初は注目をされたが、今ではそのパワフルな走りで輪界を席巻している。一次予選は6Rに出走、ビッグ初挑戦にも「しっかりと持ち味を出せるように」と立ち位置を十分に理解し、使命感に燃えている。2月には伊東FⅠ、いわき平FⅠで完全Vを達成し、年頭の和歌山記念(②②⑤①着)の最終日から7連勝中。前場所をパスし、態勢を整えて今シリーズを迎えた。「兄(拓矢)と吉沢純平(茨城)さんたちと一緒に充実した練習ができたので」と自信に満ちあふれる。地元の金子幸央、磯田旭(ともに栃木)を連れて500バンクをものともせず豪快に先行する。