ウクライナ当局がロシア軍に空爆されたと発表した南東部マリウポリの市民の避難先となっていた劇場では17日、生存者の救出活動が続いた。数百人がいたとされるが全容は不明で作業は難航。17日付の米紙はロシア兵7000人以上が侵攻後に死亡したと報じた。
包囲攻撃が続くマリウポリの市議会によると、市民3万人が脱出したが、35万人が脱出できない状態。市民の犠牲者が2500人を超えたとの推計もある。
ブリンケン米国務長官は、プーチン氏は侵攻の手を緩めておらず「より自暴自棄になっている」と指摘。化学兵器使用の恐れがあると改めて警告した。 (共同)