次に三井ハイテック(6966)は14日、「22年1月期決算短信〔日本基準〕(連結)」を発表した。これが注目ポイント。23年1月期通期連結業績は、売上高は1820億円(前期比30・5%増)、営業利益は204億円(同36・4%増)の見通し。
超精密加工技術をベースに省資源・省エネルギーに貢献する製品・部品の供給拡大と生産性向上に取り組んでいく。また、金型製作から製品供給までの一貫生産の強みを活かし、他社との差別化を図っていく。
そして、事業環境を分析してその変化に対応し、健全な企業体質を構築するために、各事業やロケーションの特徴・機能を含め相乗効果が発揮できるよう連携して取り組んでいくという。
そしてアシロ(7378)は16日、「22年10月期第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)」を発表した。これが注目ポイント。
22年10月期第1四半期連結業績は、売上収益は4・85億円(前年同期比38・6%増)、営業利益は1・43億円(同65・9%増)だった。
収益の大部分を占めるリーガルメディアでは、営業活動や契約後の顧客サポートを行うカスタマーサクセス活動の強化により、新規契約数を増加させるとともに解約率の引き下げに注力するなどした結果、22年1月における掲載枠数は1621枠(前年同月比20・0%増加)、掲載顧客数は627件(前年同月比22・0%増加)となり、順調に伸長した。
(株式会社カブ知恵 代表取締役・藤井英敏)