ボートレース宮島がJA広島総合病院および広島西医療センターへ計25億円の寄付を行うことになり19日、同場イベントホールにて寄付金の贈呈式が行われた。
今回の寄付は、廿日市市と大竹市で構成される広島西二次保健医療圏の医療現場に対して、高度医療機器設備などの確保やさらなる充実強化を支援する目的で実施された。
同場の施行者である宮島ボートレース企業団の企業長で、廿日市市長の松本太郎氏は「両機関は地域医療の基幹病院として日々尽力されており、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う医療体制の逼迫(ひっぱく)により人的、物的、経済的な負担増に大変ご苦労されています。ボートレース事業として、売り上げの一部を地域社会に還元したいとの思いから支援することとしました」と趣旨を説明した。