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中国広西チワン族自治区梧州で21日に中国東方航空機が墜落した事故で、中国当局は22日夜、現地で記者会見し、生存者は見つかっていないと明らかにした。中国メディアは、上空からほぼ垂直に急降下して墜落した模様だと報じた。当局はフライトレコーダー(飛行記録装置)を捜し、原因解明を急いでいる。
事故機はボーイング737―800。雲南省昆明から広東省広州に向かう途中で墜落した。「微博(ウェイボ)」に投稿された現場近くの監視カメラ映像として複数の中国メディアが伝えた動画には、急降下する墜落機とみられる機体が写っていた。
航空機を追跡する民間ネットワーク「フライトレーダー24」によると、高度約8900メートルから突然急降下し、2分半ほどで高度を8000メートル近く下げていた。
現場は機体の一部とみられる破片や乗客のものとみられる財布やカードが散乱しているという。現場周辺は通行止めとなっている。