プーチンの国より愛を込めて

98年ルーブル大暴落の光景を語る母1/2ページ

ジュリア・ミント
ジュリア・ミント

読者の皆さま、今週もこちらの市民生活についてのお話になること、ご理解頂きたく存じます。

故郷の町からエカテリンブルクに戻ってきた私は、2週間前とは違う街の雰囲気に戸惑いを受けました。

この間、矢継ぎ早にあらゆる種類の外国企業の撤退が発表されたために、多くの人々が最後の商品買いに走っていたからです。

コンタクトレンズが数日中に40%値上がりすると聞いた私も、急いでいつもの3倍のコンタクトレンズをネットオーダーすると、その足で5年前から使っているアップルのラップトップのバッテリー交換修理を依頼しに行きました。

ルーブルの価値が下がり続ける中で、人々が購入しようとしていた商品は突然高価になるか、消えようとしています。

品質の良さで地元の多くの人に愛されていたエカテリンブルクのユニクロ3店舗も消えていきます。

消費社会に慣れ、普通に外国製品を使ってきた私たちにとっては、この2週間の買い物が最後のチャンスだったかのように感じられましたが、年金生活者や低所得にあえぐ人々にとっては明日の食糧の方がより切実な問題であり、残念ながら今後そういった人々の割合は増えていきそうです。

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