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先週水曜日(16日)夜の大きな地震は、私が翌朝の番組(=ニッポン放送『飯田浩司のOK!COZY UP!』)に備えて床に就いたタイミングで起こりました。それから、押し寄せる情報をチェックしながら、「放送をどうしようか…」と考えていました。用意していたニュースを差し替えて、最大震度6強を体験した現地の方々の話を聞きたい。
そこで、17日朝の放送では、ラジオ福島の深野健司アナウンサーにつなぎました。深野アナは11年前の東日本大震災の発災時に、スタジオで生放送を担当していた方です。昨年2月13日に起こった震度6強の地震の際も話を聞きました。
「災害時にはラジオ」と言いますが、誰よりもその力を知り、信じている方です。今回も深夜に出演依頼したにもかかわらず、震度6強を記録した福島県国見町まで出かけて取材し、JR福島駅なども回って放送に臨んでくれました。
地震、そして津波注意報が発令されると、福島の方々が気がかりなのは原発への影響です。「東京電力福島第2原発1号機で使用済み核燃料プールの冷却が止まった」という一報が入ったときには、「ヒヤッとした」(深野アナ)そうです。
深野アナらはすぐ、東電福島復興本社に確認しました。結果、17日午前1時45分には冷却が再開しました。ラジオ福島では同2時台に、そのニュースを伝えることができたそうです。