
ロシアの侵攻を受けているウクライナを支援する動きが世界的に広がっていますが、秋田市に本社を置く飲食チェーン「ドリームリンク」は、同社が運営する郷土料理店「稲庭本舗 明治佐助商店」で販売した商品について、売り上げの一部を寄付します。
寄付対象になったのは、「稲庭饂飩(うどん)」乾麺180グラム2袋(つゆ付き)1620円と、同4袋2916円の2種=写真=で、売り上げの30%をウクライナ大使館を通じ、寄付する予定だそうです。
同社は、一般市民が犠牲になるなか、国民が一丸となって立ち向かうウクライナに何かできないかと考えたそうです。
1月に村上雅彦社長を取材した際、コロナ禍で自治体の休業要請によって業績に大きな差が生まれるといい、「現状は厳しく、一向に良くならない」と話していましたが、厳しいなかでも企業としての社会的責任を果たそうという行動に頭が下がる思いです。
今回はスピードを重視するため、22日でいったん締め切ったそうですが、状況によっては二次販売も予定しているといいます。 (松村友二)