玉野競輪場がスーパー進化する。開設71周年記念初日(26日)に日本初の泊まれる競輪場「KEIRIN HOTEL10」が開業する。その記念式典「玉野競輪場、再始動。」が24日に同所で行われた。
「KEIRIN HOTEL10」は全客室149室の内、126室が室内から競輪場全体が見渡せる競輪観戦にはもってこいの造りで開催時には下層階が選手宿舎としても使用される日本初の競輪場内ホテル。玉野市・柴田義朗市長は「玉野は自転車の街。競輪は玉野市民の豊かな暮らしを支えてきました。このホテルのオープンを契機にさらに(競輪を)盛り上げていけると確信しています。玉野市の活性化、持続可能な街づくりにつなげたい」とあいさつし、関係団体の役員、地元選手代表の三宅伸らとテープカットを行った。
式典後半にはお笑いコンビ・尼神インターの誠子と渚、ストロベビーのディエゴと生いっちょう、グラビアアイドルの森咲智美と橋本梨菜が登場した。ストロベビーと森咲、橋本は競輪配信番組に出演中。尼神インターの渚は玉野市と玉野競輪場を舞台に撮影された映画「渚のバイセコー」に出演しており、競輪とは縁が深い。
その中で唯一、競輪とは関わりのなさそうな誠子だが実は特技が「自転車のケツ止め」。いつもは相方の渚がこぐ自転車だが今回はガールズケイリンのユニホームを華麗に着こなし、現役競輪選手・戸伏康夫(岡山)がハイパワーで踏み込む自転車の後輪を見事に一発で止めてみせた。「今まで一番、止めやすくて切れ味がありました。いつもみたいに遅くなくて一発でしとめられました。これからは(戸伏と)2人で営業、回りたいです」と上機嫌で熱烈なラブコールを送った。