カワノアユミの盛り場より愛を込めて

「食事だけで諭吉10」SNSで白熱する〝偽パパ活〟 背景に違法「援デリ」業者がいる可能性 稼げる女性は一握り1/1ページ

最近、すっかりメディアで報じられなくなったパパ活。今年1月、東京・池袋のラブホテルで82歳の男性が刺殺された殺人事件があった。逮捕された24歳の女は売春を頻繁に行っており、メディアが「パパ活殺人」と騒ぎ立てた。だが、実際はパパ活ではなく逃亡を手伝った男と共謀し、店舗を持たない違法な援助交際デリヘル(援デリ)の可能性が高いと指摘する声もあった。

このような犯罪や未成年のパパ活を助長する恐れにつながるため、パパ活に対してメディアが自主規制をかけたのだ。コロナ禍になって2年余り、パパ活女子は急増し相場は大暴落、現在もデフレ状態が続いている。しかし、メディアがこの現状を伝えなくなったことで相場を知らない新規パパ活女子が参入しては思うように稼げずにやめていくケースがほとんどだという。

その理由がSNSにあふれるパパ活女子の存在。「食事だけで諭吉10(10万円)」と札束やブランド物の写真を投稿するパパ活女子だ。その中には個人的にパパになる男性を紹介する斡旋(あっせん)業者や風営法の届け出をしていない違法援デリ業者がいる可能性も高い。

援デリ業者とは、援助交際やパパ活に見せかけて客をとるデリヘル業者。打ち子と呼ばれる業者が出会い系などで女性のフリをして書き込み、売春相手を探す。池袋の事件では逃亡を手助けした男2人が打ち子だった可能性が高いとみられる。

パパ活でデートのみで稼げる女性はほんの一握りで、実際はオトナ2(肉体関係ありで2万円)でも厳しいといわれる。パパ側の男性の目が肥えてしまって、高額提示する女性に興味を示さないのだ。SNSで繰り広げられるパパ活の相場論争は今日も白熱している。この悲惨な現状を伝えない限り、第2の池袋事件が今後起こりうるかもしれない。

■カワノアユミ 20代を歌舞伎町と海外夜遊びで過ごす元底辺キャバ嬢。現在は国内外の夜の街を取材。著書に、アジア5カ国の日本人キャバクラで9カ月間潜入就職した『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)。

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