ロシア艦撃沈、ウクライナ軍〝大反撃〟 露軍は補給に支障の可能性 NATOやG7、EUは追加制裁 「大義なき露の苦戦は続く」識者3/4ページ

ロシア軍は当初、首都キエフを短期で陥落させて「親ロ政権」を樹立する計画だったとされるが、大半の要衝は制圧できていない。欧米諸国からウクライナ軍に提供された、トルコ製偵察攻撃ドローン「バイラクタルTB2」や、米対戦車ミサイル「ジャベリン」、米携帯型地対空ミサイル「スティンガー」などが、甚大な被害を与えているという。

通信手段にも問題がある。ロシア軍は旧式無線や携帯電話など機密性のない通信に依存しており、ウクライナ軍に傍受されて反撃を招いたり、将官の居場所を特定されたりしている。

士気の差も大きい。

祖国防衛に燃えるウクライナ軍に比べ、ロシア軍は食料や燃料などの補給も停滞。米国防総省高官によると、防寒具が足りずに兵士が凍傷になって戦線離脱した部隊もあるという。

米紙によると、ロシア軍は推計で7000人超が戦死した(=ウクライナ軍は、ロシア軍の戦死者は約1万5000人と主張)。すでに将官6人が死亡したとされる。

ロシアの軍事専門家は「短期間でこれほどの損失を出したのは、旧ソ連時代を含めた数十年で初めてだ」と話す。

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