ロシア艦撃沈、ウクライナ軍〝大反撃〟 露軍は補給に支障の可能性 NATOやG7、EUは追加制裁 「大義なき露の苦戦は続く」識者4/4ページ

井上和彦氏「大義なき露の苦戦は続く」

西側諸国の追加制裁も厳しい。

NATOとG7、EU(欧州連合)はロシアの侵攻開始から1カ月となる24日、ベルギー・ブリュッセルで緊急首脳会議を開いた。

米政府は同日、G7やEUと連携して、ロシアの400以上の個人や企業などに追加制裁を科すと発表した。ロシア下院や下院議員328人、防衛産業を含む。また、中央銀行などの外貨準備凍結対象に金も含める措置を新たに発表した。

ウクライナ軍の反撃と、ロシア軍の停滞、西側諸国の制裁などが、プーチン氏を停戦に向かわせることになるのか。

軍事ジャーナリストの井上和彦氏は「ウクライナ軍の善戦は、ロシア側にとっては大誤算だ。短期間で、これだけの大損害が出たのは第二次世界大戦後でも例がない。『祖国を敵に渡さない』というウクライナ軍、国民の士気の高さや、ロシア軍の武器弾薬などの補給の欠乏、士気の低さが主な要因だ。NATO側からウクライナ軍への武器供与や、非公式なかたちでの戦争指導も有効に機能しているようだ。今後もロシア側の体力的、精神的消耗は続く。自暴自棄となり、生物・化学兵器の使用をチラつかせ、核兵器で恫喝(どうかつ)しても、ウクライナは国際世論の圧倒的な支持を背景に、徹底抗戦する覚悟だ。大義なきロシアの苦戦は続く」と語っている。

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