「2番じゃダメですか?」日本No.2協会が地域活性化 富士山、札幌の時計台、琵琶湖に負けた精鋭?が大集結1/1ページ

富士山に次いで日本で2番目に高い北岳(山梨県南アルプス市提供)
富士山に次いで日本で2番目に高い北岳(山梨県南アルプス市提供)

2番でもいいんです―。富士山に次ぐ標高3193メートルの高峰、北岳がある山梨県南アルプス市の市民グループが「日本No.2協会」をつくった。1番ではない自虐的な痛みや悔しさを逆手に、全国の2番ゆかりの団体と連携。トップの陰に隠れがちな魅力をアピールし、地域活性化につなげたい考えだ。

立ち上げたのは地元で旅館を経営する名取大介さん(41)、市民活動コーディネーター、新津幸さん(42)、市の集落支援員、加賀美裕子さん(44)ら。「北岳のような微妙な立ち位置にも独特の存在感があるはずだ」との思いから、各地で同様な境遇の団体などと交流することを思い付いた。

今年2月、名取さんが代表となって事務局を設立。札幌の次に古いという時計台、辰鼓楼がある兵庫県豊岡市出石町の観光協会と、琵琶湖の次に大きい霞ケ浦(茨城県かすみがうら市)の地元観光事業会社「かすみがうら未来づくりカンパニー」に参加を呼び掛けたところ賛意を得た。

2が並ぶ2月22日には、この2団体とともに「No.2サミット」をオンラインで初開催。「2番には奥ゆかしさと穴場感がある」を合言葉に、観光振興や地域づくりなどで協力し合い、魅力紹介の発信を続けることで意見がまとまった。日本記念日協会に2月2日を「№2の日」とすることを申請し、認められた。

日本一に比べ、いささか影の薄さは否めない「2番手」だが、名取さんは「2番には1番になれなくてもくじけない精神力がある。全国規模で№2をPRして日本を活性化したい」と意気込む。

今後は東京スカイツリーに抜かれたものの知名度抜群の東京タワーや、面積2位の岩手県にも働き掛けるという。

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