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本日は「四十肩・五十肩編/棘下筋(きょくかきん)」の筋膜リリースエクササイズについて紹介します。
肩甲骨側から上腕骨の大結節に存在し、腕を外側にひねったり、水平に広げる時に働く「棘下筋」は、棘上筋や肩甲下筋、小円筋とともに回旋筋腱板を構成する筋肉の1つです。肩関節周りのインナーマッスルとして、肩後方の安定性を保つうえで重要な役割を担っています。
スポーツではボールを投げる野球や、腕を後方に高く上げてスパイクするバレーボール、腕を後ろに引く動作のテニスやバドミントン、水をかく水泳などで使われます。
腕を持ち上げることが多い仕事や、デスクワークでパソコンのキーボードを打つ動作、ずっとマウスに手を置いたままの姿勢を長時間にわたって保持している人は、日常生活の中で酷使されて固まってしまい損傷しやすい筋肉です。