実況・小野塚康之 時代を越える名調子

帰ってきた!センバツ’22観戦記 大黒柱・山田を救った近江の結束力 急きょの出場で19年ぶりベスト81/3ページ

本調子ではなかったが、省エネ投球で完投した山田
本調子ではなかったが、省エネ投球で完投した山田

第94回選抜高等学校野球大会第7日目第二回戦(聖光学院2-7近江 25日、甲子園)

「近江がまた勝った。すごいなあ! 勝ち方がいいよなぁ!」と思う。

2回戦は初戦の長崎日大戦の延長13回タイブレークの勝利(6―2)とはひと味違う内容だった。

前の試合はなんといっても4番エースでキャプテンの山田陽翔が、投げては165球の熱投にタイブレークの決勝打とチームの大黒柱として八面六臂(ろっぴ)の大活躍をした。山田のトリプルの肩書と去年夏の4強への貢献度、合わせて1回戦の結果から〝近江は山田のワンマンチーム〟という強烈な印象を周囲に残したのではないか。『山田がいれば大丈夫』と。

ところが、2回戦の聖光学院(福島)戦はその〝総大将〟が危うかった。

投手としての立ち上がりはボールが先行、いきなり先頭の赤堀颯をストレートの四球で歩かせた。2番の生田目陽に初球バントを決められ1死二塁、三番三好元気の初球に暴投、その上四球となり1死一塁、三塁と傷口が広がる。4番安田淳平に落ちないフォークをレフトに打ち上げられ犠牲フライであっさり失点する。

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