日経平均は9日に2万4681・74円の昨年来安値を付けた後、急反発し、23日には2万8056・20円まで上昇する場面があった。3月のFOMCを無事に通過して米金融政策の不透明感が後退したこと、原油先物価格の急騰が一服したこと、そして、ウクライナに侵攻しているロシアへの経済制裁が世界経済に与える影響をある程度織り込んだこと、などが主因だ。
今後については、年金基金などの配当込みのTOPIXで運用する投資家やパッシブファンド合計で、3月期末に1兆円規模の先物買い需要が発生する見込みだ。このため、3月末までの日本株は堅調に推移する見通しだ。
まずドリコム(3793)は、Web3を「トークンを介した形で実現する分散型インターネットサービス」と捉え、これからのインターネット業界に対して大きな変化を与えると考えている。
またこうした変化を大きなビジネスチャンスと捉えており、Web3事業への参入を決定した。これが注目ポイント。
同社は、ブロックチェーン技術等を活用し、トークンエコシステムを内包する新規サービス及びプロダクト開発を行う。本事業における最初のプロジェクトとして、Thirdverseグループとブロックチェーンゲームの制作を行い、今後海外向けの2作品の制作を予定している。