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テレビドラマ「北の国から」(フジテレビ系)の主人公、黒板五郎役で知られ、昨年3月に88歳で死去した俳優、田中邦衛さんの命日である24日、ロケ地の北海道富良野市で、一周忌に合わせた式典が開かれた。
脚本を手掛けた倉本聰さんも出席し、「1年は早く、死んだという気がしない」と話した=写真。また「けじめをつけるため」として、5月ごろに市内にあるロケ施設「五郎の石の家」に黒板五郎の墓を設ける考えを明らかにした。式典には、ファンや関係者ら約50人が列を作り献花した。
「北の国から」は、電気や水道もない自然の中でたくましく生きる家族を描いた。
撮影に協力した地元住民らが有志の会を結成し、作中で五郎が廃材を使って建てて放送終了後も公開されている「拾って来た家」に献花台を設置。一周忌後も献花を受け付け、4月17日以降は別のロケ施設「五郎の石の家」に移す。