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19年10月の「福岡シニアオープン」が、篠崎紀夫のシニアデビュー戦だった。初日は2オーバーの40位タイと出遅れたが、最終日に68をマークして13位タイでフィニッシュする。翌試合「富士フイルムシニア」も13位タイの成績をあげる。しかし、残す試合は2試合となり、賞金ランキングシード当確ラインの700万円には、500万円強も足りなかった。
篠崎にとってのシニアツアー3戦目「エリートグリップ シニア」で、持ち前の勝負強さを発揮する。大会の舞台は難攻不落の名門コースとして知られる鳴尾ゴルフ倶楽部(パー70)。初日は3バーディー・3ボギーのパープレーにまとめて14位タイ。3アンダーの首位と3打差圏内に23人がひしめく大混戦となった最終日。篠崎は前半2バーディー・1ボギーでスコアをひとつ伸ばし、勝負の後半9ホールに向かった。
狭いフェアウエーと硬く引き締まった小さな砲台グリーン。パーオンがバーディーチャンスとなる一方で、グリーンを外すと難しいアプローチを強いられる。パーセーブがバーディー奪取に匹敵するホールが続く。