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私しか知らない普段の談志、全編に師匠の言葉を詰め込んだ 落語家・立川キウイさん『談志のはなし』1/4ページ

落語家の立川談志さんが他界して10年。弟子の立川キウイさんは16年半に及ぶ前座生活の間、「普段の談志」を隅々まで見尽くした。その知られざる素顔が今、明かされる。 文・高山和久/写真・飯田英男

立川談志没後10年

『俺の10年目に合わせろ』と仕向けたんですかね…

――談志さんが鬼籍に入って10年です

「3年前、『男はつらいよ』の50周年記念映画が公開された頃です。『お帰り 寅さん』があるなら、『お帰り 談志師匠』があってもいいんじゃないかと編集者さんと話をしていたら、師匠から『キウイ、なんか書いてみな』って言われたような気がして執筆することになりました。私の落語家生活30年(2020年)に合わせてスマホで原稿を打ち始めたのですが書き直しばかりで間に合わなくなり、師匠の没後10年に出版することになりました。師匠が『俺の10年目に合わせろ』って仕向けたんですかね」

――23歳のときに談志さんに弟子入り

「中学の頃はマンザイブーム。私はツービートが大好きで、ビートたけしさんに夢中。たけしさんを追いかけているうちに師匠にたどり着き、落語を懸命に勉強していけば、自分なりに何かが見つかるのではないかと思ったんです」

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