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私しか知らない普段の談志、全編に師匠の言葉を詰め込んだ 落語家・立川キウイさん『談志のはなし』4/4ページ

■『談志のはなし』新潮新書・836円税込

昭和、平成を駆け抜け、天才落語家と謳われた立川談志。金言・名言・芸論などを遺してきた。本著は没後10年の節目に明かされる、弟子の中で一番長く談志のそばにいた男からの〝談志論〟である。談志の「お前、字が書けるんだな」の言葉が真打昇進につながったというエピソードなどが綴られ、各章のタイトルは談志の言葉から引用された。

第四章の「勝手に生きるべし」は、「人生成り行き」とともに談志の名言の一つ。落語については真摯に考え、無茶ぶりをしても弟子への愛が溢れる鬼才の日常が、全編に散りばめられている。

■立川キウイ(たてかわ・きうい) 1967年1月、東京都生まれ、55歳。専門学校の広報科卒業後、90年12月、立川談志に入門、15番目の弟子となる。前座16年半は前人未到、その間に破門3回。2007年7月に二ツ目。11年7月、真打昇進。著書に『万年前座 僕と師匠・談志の16年』がある。

■「立川キウイの会2022」が東京・お江戸上野広小路亭で4月29日、6月18日、8月20日、10月23日、12月25日に開かれる。

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