婚活に踏み出すきっかけ　同僚の孤独死を目の当たりにして切なさと無念さ…そして厄介さを痛感1/2ページ

「同僚が突然死して考え方ががらりと変わりました。今は婚活を真面目にとらえ、積極的に活動しています」

神妙な面持ちでそう語るのは、千葉県柏市のＩさん（４９）。亡くなった同僚の死因は高血圧。前日、職場仲間と夕食がてらお酒を飲んで帰った後の悲劇という。

「翌朝、仕事場にやってこないので、これはおかしいとアパートを訪ね、遺体を発見しました」

亡くなった同僚とＩさんは同期入社。旅行やゴルフを楽しむなど、独身生活を共に謳歌（おうか）したかけがえのない友だった。

「まもなく５０歳、そろそろ婚活始めなきゃと話はしてたんですが、なかなか始まらないでいたんです」

しかし、同僚の孤独死を目の当たりにしたＩさん、独り身の切なさと無念さ、そして厄介さを痛感したとしょげる。