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朱鎔基・中国元首相ら習氏の3期目に反対…久しぶりに聞いた中国での「正論」 権力集中に懸念〝永久皇帝〟に疑問呈す1/3ページ

朱鎔基元首相。この人の言葉は重い
朱鎔基元首相。この人の言葉は重い

米紙ウォールストリート・ジャーナルによると、中国の朱鎔基元首相ら引退した共産党幹部らが、習近平国家主席が今年後半の共産党大会で3期目入りを目指していることについて、反対する意向だという。

中国では建国の父の毛沢東が独裁を強めた結果、経済政策の失敗などの弊害が生じたため、鄧小平が最高指導者だった時代に集団指導体制が構築された。それを経験した党の長老の間で、習主席への権力集中への懸念が広まっていることが背景にある。

これは結構重い出来事だ。朱鎔基という人は、首相を務めた1998~2003年、国有企業改革を推進して市場経済化を加速した。01年には世界貿易機関(WTO)への加盟も果たしている。

首相になる前は中国人民銀行の行長も歴任した。中国の経済発展に大きな貢献をした。習主席は国有企業の活動を後押しする一方、民間企業には統制を強めている。この政策にも言いたいことがあったのだろう。

中国の人に「朱鎔基はどんな人?」と聞くと、「100年に1人の政治家」と言う。国民の多くから尊敬されている。「生きている間は改革を徹底的にやる。私に対してどんな反発があってもかまわない。その代わり、私が死んで墓に入ったら、静かに眠らせてくれ」と正論を通す人だった。

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