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日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)が、「政権交代」に強い意欲を示した。大阪市内で27日に開催した党大会で、夏の参院選について、「自民、公明の圧倒的多数を打ち破る」と決意表明した。党勢を示す比例代表では、立憲民主党を得票数で上回ることを目標に掲げた。
維新は党大会で綱領を改定し、「内政での国民課題の解決を地方政府に委ね、中央政府が国家の存立とわが国を取り巻く国際社会の問題に総力をあげて取り組む体制を構築する」と掲げた。
左派野党とは違う、現実的な外交・安全保障政策を示すようだ。
注目の参院選は、改選6議席の倍増となる12議席以上の当選を最低目標と設定。次期衆院選で野党第1党を獲得したうえで、「政権交代を目指す」と記した2022年活動方針も採択した。
馬場伸幸共同代表は記者会見で、参院選比例代表で立民の得票数を超えることについて、「野党のリーダーになってほしいという国民の意思表示になる」と説明した。