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3月末の配当金で思惑…再投資1兆円超えで過去最大1/1ページ

3月末は配当金を受け取る権利の確定が株価を動かす要因として注目される。今年は上場企業の増配傾向が強く、年金基金などによる配当金の再投資は過去最大の1兆円超えが濃厚だ。

配当の再投資が市場全体を動かすようになったのは、ここ5年ほど。「東証上場企業の多くが株主重視の姿勢を強めて増配に動いているため、再投資される配当金も右肩上がりで増えてきました」(大手証券の幹部)

実際に再投資するのは年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)をはじめとする年金基金、日銀が大量に保有するETF(上場型投信)の運用会社など。

3月29日に配当の権利が確定してから6月の株主総会の承認を経て配当金が支払われるまでの間、GPIFなどが配当金相当額を先物で運用するようだ。「今年は3月29日の大引け間際と30日の取引開始直後、先物に買いが集中して値が飛ぶ可能性があります」(同)。日経平均の構成比が大きく、先物に影響されやすいファーストリテイリングや東京エレクトロンが瞬間高を見せるかもしれない。

【2022年3月23日発行紙面から】

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