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日本郵政グループのかんぽ生命保険の千田哲也社長は記者会見で、個人向け保険の不正販売の発覚後に廃止した営業目標を2022年度から約3年ぶりに復活させると明らかにした。不正発覚前の18年度に獲得した171万件の半分に当たる約85万件を目標に掲げた。
千田氏は「数字だけを追い求める営業には決して戻らないという決意のもと、結果だけではなく過程を重視したい」と強調した。顧客ごとの専属担当者による訪問を通じたサービスの紹介やアフターフォローにも力を入れ、新規契約の獲得だけでなく継続も重視する。
21年4~12月期の新規契約件数は19年4~12月期の2割程度に低迷している。