
榊英雄監督(51)に続き、立場を悪用した性行為強要疑惑を報じられた俳優、木下ほうか(58)。ついに大筋を認めて謝罪し、無期限の活動休止に追い込まれた。木下の行為も〝氷山の一角〟に過ぎないとささやかれている中、映画業界に広がる既視感に途方のない脱力感が漂っている。
木下は今月21日に最終回を迎えた「痛快TV スカッとジャパン」(フジテレビ系)での「イヤミ課長」役でブレーク。2019年放送のNHK連続テレビ小説「なつぞら」や20年のNHK大河「麒麟がくる」にも出演し、個性派俳優、名バイプレーヤーとして活躍していた。
今回の報道以降、沈黙を保っていたが、28日に所属事務所が契約解除と出演予定だったドラマ「正直不動産」(NHK)の降板を発表。木下自身も報道の一部は否定しながら、大筋を認めて謝罪するコメントを出し、芸能活動を無期限で休止するとした。
そんな中、映画業界では、過去に起きたある騒動との類似点が指摘されているという。映画会社のスタッフはこう語る。