国営通信社である聯合ニュース(韓国語サイト3月27日)は外交当局者の敗因分析を報じた。
「ILO特有の、アフリカ・ヨーロッパなど地域ブロックおよび労働者・使用者グループ間の相互牽制(けんせい)にともなう票結集で落選したことを残念に思う」
本来なら勝つはずだったのに、負けてしまったのはILOの特異な内部事情のせいだといった思いが伝わってくる。
しかし、当局者はこう続けて胸を張る。
「(各国への)支持要請過程を通じて、わが国が〝グローバル先導国家〟として、国際労働協力に積極的に寄与していくという意思を国際社会に示せた」
「今後も資質と力量を備えたわが国民の国際機構トップへの進出のための努力を継続していく」